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「テロリスト!」と叫ぶ男性傍聴人 すかさず裁判長が反応「拘束、拘束」 SS元船長第3回公判(産経新聞)

【法廷ライブ SS元船長第3回公判】(3)

 《環境保護を標榜(ひょうぼう)する米団体「シー・シェパード(SS)」元船長のピーター・ジェームス・ベスーン被告(45)に対する弁護側の被告人質問が続き、ベスーン被告が捕鯨船団の「第2昭南丸」に撃ち込んだ酪酸(らくさん)に関する認識について弁護人が尋ねていく》

 弁護人「(SSメンバーは)酪酸を別の言葉で表現していましたか」

 被告「『腐ったバター』と表現していました」

 弁護人「どう思っていましたか」

 被告「体に接触しても害はないと思っていました。酪酸は腐ったバターのことだと思っていました」

 弁護人「酪酸が酸性の液体と知っていましたか」

 被告「はい」

 弁護人「人に被害を与える可能性について認識はありましたか」

 被告「問題ないと思っていました」

 弁護人「酪酸の液体が体に触れたことはありましたか」

 被告「はい」

 弁護人「どのように?」

 被告「壊れた瓶を手にしたとき、液体が手にかかりました」

 弁護人「手はすぐに洗いましたか」

 被告「数分後に洗いました。痛みを感じず、緊急性を感じませんでした」

 弁護人「炎症や腫(は)れはありましたか」

 被告「いいえ」

 《弁護側はベスーン被告の証言によって、酪酸の危険性を認識していなかった事実を引き出そうとしているようだ》

 弁護人「近くにいたメンバーは目の痛み、皮膚の痛みを感じましたか」

 被告「いいえ」

 弁護人「SSが過去に酪酸を使って誰かにけがを負わせたことはありますか」

 被告「いいえ」

 弁護人「第2昭南丸に酪酸が着弾したとき、『ヒャッホー』と叫び声を上げましたか」

 被告「いいえ」

 弁護人「ガッツポーズはしましたか」

 被告「いいえ」

 《第2昭南丸の乗組員の証言から、ベスーン被告は酪酸入りの瓶を撃ち込んだ際に「ヒャッホー」と歓声を上げ、ガッツポーズをしたとされており、弁護側がこれに対する反論を引き出した》

 弁護人「酪酸が人に危害を加えることを考えていたら、第2昭南丸に酪酸を撃っていましたか」

 被告「決してそのようなことはないです」

 《ベスーン被告は「ノー」と強い口調で否定した。弁護側はベスーン被告が事件から4日後の2月15日に第2昭南丸に乗り込んだときの状況について尋ねていく》

 弁護人「第2昭南丸には外部からの侵入を防ぐネットがありましたね?」

 被告「はい」

 弁護人「ネットのことは乗船前から知っていましたか」

 被告「はい」

 弁護人「『家族からプレゼントされたナイフでネットを切った』と検察官に証言していましたね?」

 被告「はい」

 弁護人「なぜ家族はナイフをプレゼントしたのですか」

 被告「ナイフはロープやワイヤを切るなど、最も便利な持ち物です。船長としては最適なギフトです」

 弁護人「第2昭南丸のネットを切った後、なぜナイフを捨てなかったのですか」

 被告「家族の贈り物。特別な物だったからです」

 弁護人「ナイフを甲板に隠しましたね?」

 被告「はい」

 弁護人「なぜ隠したのですか」

 《ここで傍聴席の左側に座っていた男性2人が立ち上がり、出口に向かって歩き出す。わざとなのか、洋服を壁にこすりつけており、引きずるような雑音が法廷内に響く。そして2人のうち、後方を歩く男性が退廷する間際に叫び声を上げる》

 傍聴人「ファシスト、テロリスト!」

 《すかさず、多和田隆史裁判長も大声でこう命じた》

 裁判長「拘束、拘束」

 《法廷の外で職員が駆け付ける「バタバタ」という音がし、男性の「何で拘束するんだよ」という怒号が続く。ベスーン被告も驚いた表情で後方を振り返った。一緒に退廷した男性によると、取り押さえられた男性は40代で、SSに抗議する団体の呼びかけで裁判所に来たという》

 《法廷内が騒然とする中、弁護人は質問を再開する》

 弁護人「ナイフをなぜ隠したのですか」

 被告「(ナイフを所持していたら)第2昭南丸の乗組員に威嚇的な行動とみられてしまうからです」

 弁護人「第2昭南丸に乗船した理由は(船長を務めていた抗議船)『アディ・ギル号』が沈没させられたからと聞いていますが?」

 被告「はい」

 弁護人「第2昭南丸と衝突したとき、アディ・ギル号の状態は?」

 被告「止まっていました」

 弁護人「日本の捕鯨船に攻撃を仕掛けましたか」

 被告「いいえ。船(アディ・ギル号)の屋根の上に座り、第2昭南丸が近づいてくるのを見ていました」

 弁護人「どういう風に第2昭南丸は接近してきましたか」

 被告「私は(アディ・ギル号から)20~30メートル離れたところを追い越すと思っていました。ところが、急に右に来て私たちをひきました」

 弁護人「(ひくとは)ぶつかってきたということですか」

 被告「そうです」

 弁護人「その瞬間、何を思いましたか」

 《ベスーン被告は口を開かない。弁護人は質問を重ねる》

 弁護人「キャプテン(船長)として、何が気になりましたか」

 被告「『私の乗組員が死んでしまう』と考えました」

 《当時の様子を思い出したのだろうか。ベスーン被告は涙声に変わった》

 弁護人「けが人はいましたか」

 被告「5人にあざができて、1人は肋骨(ろっこつ)を折りました」

 弁護人「衝突の一番の原因は何ですか」

 被告「第2昭南丸が右に来たことが原因です」

 弁護人「回避できましたか」

 被告「いいえ」

 《悲しみが収まらない様子のベスーン被告は、涙声のまま証言を続けていく》

 =(4)に続く

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